第35回 腎と妊娠研究会学術集会
周産期腎疾患とレジリエンス
~医療の叡智が切り拓く未来~
■経験が育む腎臓医療の叡智
腎疾患合併妊娠では、腎機能や血圧の変動、蛋白尿の増悪など、母体と胎児の双方に影響する複雑な状況に直面します。治療介入の是非や時期の判断に確立された指針は少なく、日々の診療は試行錯誤の連続です。しかし、そうした経験の積み重ねこそが臨床の知を育む源となります。思うようにいかない局面でも、なぜ状況が好転しないのかを考え、そこから何かを掴み取ろうとする姿勢が大切です。その思いを今回の大会テーマに込めました。本研究会が、周産期腎疾患診療の深化と今後の展望を見据える契機となることを期待しております。
第35回 腎と妊娠研究会学術集会
The 35th Annual Meeting of Society for Study of the Kidney in Pregnancy
周産期腎疾患と
レジリエンス
~医療の叡智が切り拓く未来~
2026年3月7日 |土|